IT革命が提唱されてから、いまは「ICT社会」といわれる(C=communication)。その影響は経済活動から家庭生活にまで入り込んでいる。
難しいことはわからぬが、感じることは技術の発展・普及で社会に急激な変化が起きていることだ。ただ、われわれの年齢層には、そのスピードが速いので理解が追いつかないだけだ。
競馬だって、もうネットでやることが普遍化している。
だが、競馬はあくまでアナログ的なものだし、このまま泥臭く進んでいくことに間違いはない。競馬の根っこを考えれば当然のことである。
RFCにしても一見コンピュータ化されているように感じられるが、結構泥臭いものだ。数字を拾うという行為がそれだ。チェックマークも自分で付ける。この作業を数多く繰り返すことで、その傾向性・頻度性が判るようになり、
さらには経験則という“独自の競馬観”が身についてくる のである。
とにかく情報過多の時代、インターネットを操作すればあらゆる情報が手にはいる。競馬情報もそうだ。その情報があまりに多すぎて、もう眺めるだけで済ましてしまう。本人は勉強しているつもりだが、実際に“手を下してない”。だから、
活用力が身体に染み込んでいない のである。
RFCは、自分から“手を下さない”かぎり、決して馬券上手にはなれない。そのような仕組みを、私はあえてRFCで作ったのである。
■ モデルチェンジしたRFCデータの解読法は、1中山・1京都開催終了後、発表します。

2008.01.16