競馬サイトやブログを巡回していると、ひとつ、またひとつと、更新を辞めてしまう方がおられる。それなりに競馬に情熱をそそいでいたにもかかわらず、である。その理由はわかる気もするが、ちょっと寂しい気もする。
辞めたくなるのは、競馬というものを根底から考えてみればわかる。競走馬の持ち主ならいざ知らず、われわれは競馬界の人間ではないし、はっきり言えば部外者である。どう考えたところで、競馬のことはわからない。
もっとも、わかろうとすること自体に無理がある。われわれ部外者にやれることは、競馬を遠巻きにして見物することだ。
競馬界との接点を探すなら、馬券を買うしかない。しかし、この馬券が曲者で、忍者のように変幻自在だ。よほどの知恵をしぼって、捕まえる方法を編み出さなければならない。
お蔭さんで、私にはRFCという捕獲網がある。この網で日夜、シミュレーションを繰りかえし、捕獲の練習をしている。
(写真:スポーツ報知 ウォッカと四位騎手)