RFC は、その日の、そのレースだけの数値的な裏づけで構成されています。ある方から要望のあった「RFCでの波乱度の見分け方」ついて述べてみます。
そのひとつは「基差」(基準オッズの差)の数値を見て、
12頭~14頭立てのレースは ⇒ 7位以下に、
14頭~16頭立てのレースは ⇒ 9位以下に、
18頭立てのレースは ⇒ 12位以下に、
0.1~0.9(黒数字)の数値が数個あれば、このレースは“波乱”が起きると判断しています。それと数値群の並びに突出した数値があるときもです。(詳しい説明になると、数学的な解釈が必要になるので、ここでは省きます)
二つ目は、「RF」と「T」(“単”の右手にある緑色の列)の順位を見比べて、緑色の「T」の順位が乱れていれば“波乱”が起きるとみます。競馬に絶対はありませんが、この二つの見分け方で十分に波乱度の見分けはつくと思います。
逆に、「RF」と「T」の1位・2位・3位の順位が両方揃っていれば、上位3頭は安定していると言えます。また、「基準」オッズと「単」オッズの1位数値が2.0以下であれば、1着入線の信頼度は磐石のものと言えるでしょう。
簡単な見分け方ですが、私は上述の2項目を念頭においてから、個々の数値の“読み”に入ることにしています。