疑問だな。競馬は好きだが馬券が獲れない人に共通していることは、はっきり言って
「マイナス指向」の状態にある。あっちを覗き、こっちを覗き見して、ラクな予想情報を探しているだけだ。
また、
1.これぐらいやれりゃいい、これで目一杯、と決めつけてしまう。
2.自分で自分の力を限定してしまって、満足、妥協してしまう。
3.こんなもんですよ、とあきらめてしまう。
これは競馬だけでなく、いまのご時世、仕事にしても生き方にしても、この無力感が蔓延しているように私は感じる。
今年の5月に亡くなられた藤原秀行名誉棋聖(享年83)が、死の直前に自力で「強烈な努力」と書き遺した力強い筆書に、私は感銘を受けた。
最後まで努力をし続ける、研鑽をし続ける。競馬もそうだ。自分を破滅させることなく一生競馬を楽しむには、勉強をしつづけるほかに手はない。それがあってこそ馬券達人の域に達することになる。
前人未踏の記録達成に全力で立ち向かうMLBのイチロー選手。試合直前までストレッチや筋トレで汗を流す姿にMLBの選手たちは尊敬の念を抱いているという。あと4本で9年連続200本安打記録が世界に告げられる。
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2009.09.10