前回のブログで掲載したRFCのデータ表。あまりの“簡潔さ”に驚いた方も多いと思う。難しく競馬を考えれば、とことん深みに嵌ってしまうのが競馬。深みに嵌ったら最後、そこから這い出るのは至難のワザである。
RFCデータも難しく考えれば、数字の選択に“迷い”が出る。私は、サラッと読むことを心がけている。ただし、基本的なロジックだけは忘れない。
競馬歴40年、元競馬ブック編集局長の坂本日出男さんが著した新競馬読本「負けたらあかん」(文芸社・2003年)の巻末に、氏は、次の文章を残している。
「馬券道は、奥が深すぎ底なしなり。
堂々巡りの末に辿り着いた結論は、<簡潔こそ最良>。
数は少なくともよい。自分の持っている物指しは後生大事にされたい」