ワクレン ワレヲ タスク コレ ワスルル ベカラズ 。
公営競技の創成期は、各競技の連勝単式と連勝複式の投票券は、すべて6枠制で発売されていた。後に競馬は8枠制になったが、いまも枠を対象とした投票券は発売されている。これは創成期時代の名残りである。と、書くと「枠連」君が怒り出すだろうか。いや、失礼。
きょうは、競馬投票券の原点に立ち戻る話をしたい。配当のいい3連単や馬単ばかりが騒がれて、すっかり忘れ去られたような
「枠番号二連勝複式馬券」(略称枠連)。だが、昔から競馬をやっている老年層には、継続して人気がある。最近は、あまり買われていないので、結構、高い配当がつく。
ときに、競馬を知らないバカどもが、「複勝」と「枠連」は廃止にしろ、と言っているらしいが、買ってもいないくせに黙れと、こっちが言いたい。「枠連」君にしてみれば、迷惑な話である。
「枠連」は、配当の良い悪いを無視すれば、利便性のある当てやすい馬券である。出走数18頭のレースでも、8つのグループにくくられて馬券が買える。なんといっても、1枠から6枠まで2頭ずつ、7枠と8枠には3頭もはいっているんだぜ。これを見逃す手はない。再考の価値は十分にある。
■ ここで枠連馬券選別法をひとつ紹介します
ピックアップする馬は、
基本セオリーや速読のコツ(ブログのサイドバー「カテゴリ」参照)に書いたことといっしょ。ただ注意しておきたい点は、6位内と9位内に入っていない「枠」が10位以下にあり、且つ「数字」の基本設定条件を満たしている場合、これは「買い」の枠になる。それと、数字の
<0.0>、これはとくに強調したい数字である。
先日の
小倉競馬9R(100万馬券出現レース―HP参照) でも、1着入線の小池騎手の馬が、9位内に入っていない6枠であった。そして、4枠・武豊騎手と同枠の渡辺薫騎手が2着。枠連4・6で配当は5820円でした。
このように、枠連を再思考してみると新鮮な感じを受ける。また、馬券を枠で考えると馬単や3連単につながるヒントも出てくる気もしないでもない。つぎの土曜開催のRFC競馬には「枠」の項目も掲載しますので、一考してみてください。きっと、わが身を助ける馬券になるかも知れません。