前項の“数字に親しむ”につづいて、今日は“データの速読”のコツをお話したい。
ご覧のように、RFC競馬は数字群の集合体です。タテ(列)は、各項目(A・B・D・C)とも、しっかり計算された数字が配列され、ヨコ(行)は、強いとされる1位の馬から順に下位の馬へと配置されています。
データを速読するコツ は、(もちろん基本セオリーを踏まえてですが)まず、総合順位12位までの【A】の青数字とグレーの数字を、【B】【D】【C】のグレーとオレンジの数字を、上から下へざっと目を通しておきます。
つぎに、3位内と、6位内にある
「グレー色の数字」を全部チェックします。
そのなかで
“最大数をもつ馬”を、マークしておくこと。この大きい数字は、その日の馬券で売れ行きのいい馬を示唆しています。
多数の競馬ファンは、単勝オッズ1位の馬から馬券を考えると思います。そのやり方を続けていては、いつまでたってもラチがあきません。心のなかで高配当を望みながら、実践していることはガチガチの本命党になっています。(余計なお世話かな?)
RFC競馬では、思い切り発想を変え、グレー数字のデカイ奴をマークし、その馬の成績・記録を再度調べておくことをお薦めします。上位1・2・3位の(強いとされる)馬は、上位入線することはわかっているので、二番手の考慮としても遅くはありません。これが
“RFCデータを読むコツ”です。
上位6位の馬のチェックが終わったら、7・8・9位から上述の方法で1頭、10・11・12位から1頭を選んでおきます。すべて大きな数字の馬です。これで、高配当になるであろう馬の選別と成績・記録のチェックは終了です。
さて、つぎは、
青(
赤)・グレー・
オレンジの各数字の
“最小数をもつ馬”です。この数字が上位3位内にあれば、軸馬候補です。もし、この上位3位内にある数字の「近似値」の馬が、7・8・9位内、または、10・11・12位内にいれば、その馬は穴馬候補です。
ご存知のように“競馬に絶対は無い”が常套句でありますが、RFC競馬をつづけてやっていると、そこに、ひとつの「法則性」や、「傾向性」と「頻度性」を顕著にみることができます。そのあたりに注意し、“勝ち馬捜し”を探索する、これが競馬の面白さだと思っています。