RFCはあまりにも簡潔で何か物足りないと、言われます(笑)。 えっ、そうですか?
以前、ご紹介したこともありますが、元競馬専門紙ケイバブック編集局長の坂本日出男さん(私と同い年)。 退社後、競馬記者歴40年のキャリアを支えに上梓したのが、新競馬読本・『負けたらあかん』(文芸社・2003年刊)。
その巻末に、印象に残る一文がある。
馬券道は、奥が深すぎ底なしなり。
堂々巡りの末に辿り着いた結論は、「簡潔こそ最良」。数は少なくともよい。自分の持っている物指しは後生大事にされたい。
第4章・競馬新聞の徹底活用術では、競馬ファクターをいろいろ挙げたあと、こうもおっしゃっている。
コンピュータ操作に長けた人なら、他人に頼らず自ら容易にランク付けすることだろう。ソフトを自分で作れば、新しい発見があった場合に即刻修正できるし、利用価値の高いものへとどんどん改良していける。(中略)
あれやこれや、引き合いに出せばきりがないくらい次々に項目は浮かび上がってくる。人の頭脳では整理するのが大変であっても、コンピュータにかかれば一瞬にして計算し、しかも、人間より遥かに正確な答えを弾き出してくれる。スポーツ紙や競馬専門紙でも独自に発表しているが、利用する本人のオリジナルな発想を基にして創作されたものにはかなわない。
いまから9年前、この書を読み終え、競馬の大先輩の文言に我が意を得たりとおもったのは言うまでもない。競馬は簡潔なほどいい、それで馬券が獲れればもっといい。RFCはこれをつねに提唱しつづけている。 次回の一言は、⇒
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2012.06.19