年に一度、地元で開催される吉祥寺音楽祭。そのなかで呼び物はカントリー&ウエスタン。この舞台に25年続けて元気な姿を見せてくれる歌手がいる。大野義夫さんである。昭和6年生まれの79歳。
私がずっと若かったころ、たまたま聴いていたFEN放送(別名:進駐軍放送)のカントリーウエスタン番組で彼の声が流れてきた。たしか1960年ごろのことだ。
これは、アメリカ・テネシー州の首都ナッシュビルで開かれた世界最大のカントリー&ウエスタン登竜門「グランド・オール・オープリー」に東洋人として初めて出演したときの放送だった。このときから私は彼の大ファンなのである。今なら“追っかけ”というのかな。それからカントリーミュージックにすっかり嵌まってしまった。その彼が出演するのだから、胸がときめくのも無理はない。青春時代に逆戻り。
一緒に舞台に立ったのは、寺本圭一さん。昭和8年生まれの77歳。3年前大病を患ったというが、それを見事に克服して美声を聞かせてくれた。
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2010.05.10