このRFC解読講座をご覧になる方は、すくなくともある程度の競馬知識は持っているはずです。しかし、この講座の数表には、騎手名も馬名もなし(成績欄もなし)、何もなしの数字ばかり。これじゃ、いままでやってきた考え方が入る余地がないと、お嘆きの声が聞こえてきます(笑)。
まぁ、そうおっしゃいますな。馬券を数字だけで獲ることを体験しているのですから。
競馬上手の馬券ベタ。競馬理論をどんなに振りかざしても、最終的に<馬券>が獲れなければ、何のための理論かということになります。
競馬論と馬券論は分けて考えるべし、これが私の持論(RFC)です。
余談ですが、競馬場やウインズのマークシート、ネット競馬での投票ソフトなどで、いざ馬番号を記入するとき、いろいろ考えてきた馬番以外に余計な馬番号を入れていませんか……。一瞬にして今までの信念が崩れ、隠れていたスケベ根性(欲目)が出て、確固たる競馬論なんかどっかへすっ飛んじゃう(笑)。
さて、
前回の数表チェック(表1)で、すでに“馬券”は的中しています。
これをより確実なものにするため表1の数表に
第2段階の手を加えてみましょう。チェックは、
【B差】・【A差】・【F差】・【均】の4項目で、各色の「最小数」です。チェックをオレンジ色(*)で表示してあります。
<表2>
これに着順結果を入れてみますと、
<表3>
そして、項目【F】を「昇順」に並べ替える、いわゆる「SK法」で表示すると、こうなります。馬券は数字で獲れる適例を示したレースです。馬券は8種類。この数表を見て、各自がいろいろと馬券選定の仕方をめぐらしてみてください。
<表4>
このレースは、6月21日(日)・阪神競馬2日目の11Rのデータです。
結果:
14-5-11 配当:単勝⑭280円、複勝⑭150、⑤200、⑪280円、馬単1,490円、3連複3,840円、3連単14,370円
<RFC>の概要は、下記のエントリーをお読みください。
■ブログエントリーNo.1343 (2009/06/19) 初心者のRFC解読講座「基礎編(1)」
■ブログエントリーNo.1348 (2009/06/22) 初心者のRFC解読講座「基礎編(2)」
■ブログエントリーNo.1349 (2009/06/23) 初心者のRFC解読講座「基礎編(3)」
■ブログエントリーNo.1350 (2009/06/24) 初心者のRFC解読講座「基礎編(4)」
■ブログエントリーNo.1351 (2009/06/25) 初心者のRFC解読講座「基礎編(5)」
2009.06.23