基礎編(1)で、「
RFCは馬券を獲る道具で、それも単・複オッズを解析した数字だけの「表」である」と、RFCの概要を簡単に述べた。
この基礎編(2)は、その「数表」について話を起こしていきましょう。
競馬の常識的ファクターはすべて「数字」です。馬柱の成績欄は数字で埋め尽くされます。各マスコミの予想陣は、この数字を取り上げ解説しています。しかしながら、単複オッズを分析する解説者はいないようです。
競馬は流動的な競技で、どのレースも固定概念で図ることはできないものです。ですから、リアルタイムの「単複オッズ分析」が、その日、その時、そのレースの重要な競馬ファクターになると言えるのです。
冒頭で述べたように、RFCは単・複オッズを解析した数字で構成される数表です。RFCは、この数字を「馬券を獲る道具」として使います。その道具のなかで最優先されるのが「最小数」です。
競馬は、数字が走る ようなもので、RFCで云えば
「最小数」と「最小数に近い馬」が走ります。
具体的に言えば、
レースは最小数を持つ馬を中心に展開されるといっても過言ではありません。その実証は、たびたびブログで公開する「SK法」、その数表で青色囲みの数字を見れば一目瞭然です。
では、実際に数表を見て、最小数を選びだしてみましょう。
第1段階として、最初にチェックを入れる項目は、【R差】・【R】・【F】の3項目です。見やすいように緑色の(*)で示します。
<表1>
項目【R差】列のチェックは、3箇所あります。
1.青色数字(0.0~0.9)の最小数
2.グレー数字(1.0~9.9)の最小数
3.オレンジ数字(10.0~49.9)。これは穴馬の数字となります。(応用編で解説)
項目【R】【F】列のチェックも3箇所です。
1.赤数字(0.0)。ほかの項目でもチェックを入れる絶対数です。
2.グレー数字(0.1~0.9)の最小数
3.薄いグレー数字(1.0以上)の最小数
<RFC>の概要は、下記のエントリーをお読みください。
■ブログエントリーNo.1343 (2009/06/19) 初心者のRFC解読講座「基礎編(1)」
■ブログエントリーNo.1348 (2009/06/22) 初心者のRFC解読講座「基礎編(2)」
■ブログエントリーNo.1349 (2009/06/23) 初心者のRFC解読講座「基礎編(3)」
■ブログエントリーNo.1350 (2009/06/24) 初心者のRFC解読講座「基礎編(4)」
■ブログエントリーNo.1351 (2009/06/25) 初心者のRFC解読講座「基礎編(5)」
2009.06.22