レース本番となると、何が起こるかわからない。だが、ヴィクトリアマイルの映像を繰り返し見ていると、武豊騎手の騎乗振りは完璧だ。今回はスタートダッシュも良かったし、位置取りもラストスパートを計算し、好位置につけていた。
2着、3着を狙う他馬は、相変わらず互いに牽制しあっていた。1600Mだよ。ゴタゴタしてたらレースは終わってしまう。競馬は何が起こるかわからないと云うが、騎手の技術やセンスに依るところも多いのではないかと思っている。
その点、ダメ元とわかっていても、最初から飛び出した②ブラボーデイジーの生野騎手(25)の果敢な攻めは称賛に価するものだ。
NHKマイルカップの藤岡康太騎手(20)にしても勇猛果敢に競馬をしていた。これからは、勇気と気合いのある若い騎手に期待しつつ、レースを見守っていきたい。
2009.05.18